こんにちは!認定NPO法人マドレボニータ
認定産後セルフケアインストラクターの新井和奈(かずな)です。


今では子ども三人がいて、
多少の事ではくじけない
新井ですが

第一子の産後はどうだったか振り返ります。

8年前
初めての子育てに戸惑い、
翻弄され、
泣きそうなこと、
泣いている事が多かった気がします。

産後、赤ちゃんとの孤独な生活が辛かった。
社会から取り残されてしまって、
狭い部屋に赤ちゃんと二人っきり取り残されて
毎日外から夫が帰ってくるのを時計を見ながら待つ日々は
苦痛でした。

家族が増えて
幸せなはずなのに、
幸せに思えない私って
おかしいんだろうか?
ねじが外れてる?
狂ってるのかもしれないって思ってました。
めっちゃネガティブでした。

摂食障害で過食嘔吐していたので
日中、赤ちゃんが寝ている間を狙って
ストレス解消のため
食べ吐きして…

「母親になってまでこんなこと続けて、
何やってるんだろう。」
終わった後には
いつまでこんなことしてるんだろうな…って。
止められない自分に自己嫌悪。

依存症でした。

赤ちゃんは、
常に抱っこ。
ベビーカーも嫌がるし、
何しても泣き止まない。
泣いている理由がわからない。
泣き止まない時、どうすれば良いかわからなくて
途方に暮れる…。


子ども産む前は
母親は子どもを泣き止ますことができて当たり前
となんとなく思っていました。

電車で、泣いている赤ん坊がいたら、
その母親を見て、
「なんで泣き止ますことができないの?」
って
思っている人側だったと思います。

今考えると、酷い!と思うのですが、
自分がそんな態度を取っていたから、
それが自分に返ってきたのかなと思います。
大反省。

そんな風
(母親なら赤ちゃんを何とか泣き止ますことができるだろう、
子どもは親がコントロールできるものだろう)
に思っていたのに、
自分の産後、
都内の自宅から千葉の実家に帰省する際

電車の中で我が子がずーーーーっと泣き止まなくて
泣き止ますことができなくて
「すいません、すいません
って周りに必死に謝って
謝って
ただただ恐縮していました。

誰にも責められていないのに、
「母親なんだから泣き止ませろよ」
と言われている気がして
辛かったのですが

でも、それは自分の内なる声
だったんですね、、、
多分。

気づいたのは、振り返って
アウトプットする機会を持ってから。
つまり、
だいぶ後でした。

公共の乗り物で子どもが泣いていたら
迷惑そうな顔をされることもあります。

でも、あたたかく、見守ってくれている人も必ずいるんですよね、
有難いです。

ただ、大変な状況になっている
母親もしくは父親に
どうやって声をかけるか?
マニュアルなんてなく、
その時によって違ってくると思います。

その人に寄り添う。
その人の気持ちを想像する。
って私の場合ちょっと難しくて、
自分の身体が元気で、心にも少し余裕がないと
他者の事まで考えきれないと思います。

まず私は、
ご機嫌な状態を作れる努力をして
自分自身を快適にした上で

他者を思いやる気持ちを育んでいけたら良いのかなと思います。