こんにちは!認定NPO法人マドレボニータ准認定ボールエクササイズ指導士の新井和奈(かずな)です。

言い訳するな!

口答えするな!


以前は黙っていることが良し…と思っていました。

調理師時代でしょうか?

例えば何か失敗して「だって~だから…。」というと「お前の言い訳なんぞ聞いてねえ!」

口答えするなと言われてきました。

確かに、「だって~」って言い方は幼稚だったw
賢そうに「いや、しかしこういう考えで…」と言っても却下されていたと思うが。

「一升レードル(デカいお玉)で殴られないだけマシだと思え!今の時代で、女で良かったな
自分の時代は容赦なく殴られたり、フライパンが飛んできたりしたけれど、今やったら問題になるもんな!」
って、怖…

黙ってシゴトして見せて他人から評価をもらえ!的な考えの職場だったように感じます。
言わなくても頑張っている姿を見てくれている人が必ずいるから!!!
Fight!みたいな。

確かに頑張りを見てくださって助けてくれる人もいましたが、
今では黙って必死に一人で頑張るのではなく、もっとコミュニケーションを取って仕事できれば、
一人で抱え込まずに協力してもらってチームで仕事ができた
んじゃないかと思います。

当時の職場はみんな個人プレーの塊…?みたいな風に感じていましたが、上手く上司とコミュニケーションを取る後輩もいました。どうしてできるんだろう?と羨ましく妬ましく思っていました。


調理師時代に、ホウレンソウ、報告、連絡、相談という事もきちんと出来ない、自分の判断でどんどん進めてやらかしてしまう、常識知らずな私を辛抱強く見守って育ててくれた感謝の気持ちが大きいですが、

これは間違ってるんじゃないかな…?ということも多々あり、その違和感を伝えても「我慢しろ」とか「この世界では当たり前だ」みたいな業界では当たり前という狭い価値観で抑えつけられている感じもありました。
そのうち、そんなもんかな?って疑問に思わずに後輩に同じようにその価値観を押し付けていた自分がいました。


それは間違っていたなぁと反省するとともに
よく耐えたぞ、自分。って今なら当時の自分に声をかけてあげられるのですが、当時はその環境が当たり前すぎて、麻痺してしまっていたのだと思います。


自分の気持ちを外に出すこともありませんでした。
違和感や不快感もいつの間にか忘れてしまうけれど、自分の中にザラザラした感覚だけは残っている…みたいです。供養するつもりでブログに書いています。

おかしいな?と疑問を思ったら聞ける環境って大事だなと思います。
辛いな?と思ったら言っていい!

過去には戻れないけれど、振り返ることで学べる事も沢山あるのですね。
ブラックすぎる飲食業界も、少しずつ変わっていきますように!




現在仕事をしていて変わったのが、
自分が今どんな風な状況で、○○が出来ないけれど、○○だったら出来ます!とか、
今はこんな状況なので、無理です!とか…

言わなきゃ伝わらない!ということを理解し、(やっと!です)
他に出来ることの提案をするというスキル最近になってやっと習得しました。

自分の頑張りだけではどうにもならない事が増えた分、

どんな風にすれば、達成できるか?他にどんな方法なら可能か?考える力、行動する力は

色々な制限があるからこそ発揮できる力。何かを手放す代わりに何かを得ることができる。

あれもこれも全部と欲張って両手いっぱいに抱え込むのではなく、

リュックに詰め込んで両手は常に空けておくという工夫、発想の転換?が出来るようになったのは
今までいろんな人との関わり、で育ててもらったおかげだと思います。子どもたちにも感謝

人との関わりが人生を豊かにしてくれる色とりどりのカラフルな人生にしてくれる
と思っています。
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今日も出会いに感謝。
読んでいただきありがとうございました!
かずなでした☆彡