こんにちは!認定NPO法人マドレボニータ・理事
認定産後セルフケアインストラクターの新井和奈(かずな)です。

助産師でマドレボニータのOGのともちんこと 石井智美さんにお声がけいただき、 2023年3月11日木更津市の子育て支援に関わる職員さんに向けて 産後ケア講座を実施しました。
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しっかり養生する、自分がケアを受ける「産後ケア」は充実してきた今も マドレボニータが提供している【取り組む産後ケア】の普及はまだまだだと感じています。 集まってくれたのは、助産師さん、保健師さん、看護師さん、 産後女性に寄り添うプロの方ばかり。 なんと、ちょうど育休中の職員さんもいらっしゃいました。 終了後赤ちゃんを抱っこして参加した職員さんからは 「いつもより空気を吸えてる気がしました」 「子どももよく寝れたのか、ご機嫌で遊んでおります〜! 早速バランスボールを購入する交渉を始めたいと思います」 と嬉しい感想もいただきました。 息がゼエゼエするぐらいの有酸素運動だからこそ、 心肺機能はもちろん、子育てに必要な筋力や持久力も鍛えられます。 産後に限らず、運動が体にいいのは誰でも知ってること。 ですが子育て中にいかに運動する機会を作れるのかが問題で、 一人でどうにかしようとしても、結構難しいんです。 だからこそ、町で出産した人のことを把握している 自治体での産後ケア講座が切実に必要なんです。 公費で母の体と心のケアに取り組む自治体を増やせば、母がもっと 活き活きと子育てを楽しむことも、自分の人生について考えることも 希望を持つこともできるはずと考えています。 後半のコミュニケーションワーク
一人で黙々取り組む1ステップ目の様子。
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短い時間でも「私は〜したい、ありたい」と自分を主語に考えたり、 言葉を紡いで、それを仲間に聞いてもらう豊かな時間です。 対話の後は、体育館の温度も上がったように感じるほど、ホット。 みなさんの表情がほぐれ、清々しさすら感じます。 ああ、お母さんが笑顔でご機嫌って、赤ちゃん・子どもにとって安心で 心地よく、うれしいことなんだよなぁ〜 と当たり前のことにも気づかせてもらう瞬間でした。
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(画像はサイトよりお借りしています) 産後ケア講座はこちらを会場とさせていただきました。
木更津市金田地域交流センター(きさてらす) 国の子育て支援政策にハテナマークが浮かぶことも多く、 子供を産み育てたいという人が減っている昨今。 娘も出産する気は全くないと言っています。 でも、自治体の職員のみなさんは、それぞれの市町村で、 市民のために寄り添って、産前からサポートされていることも 志を高く持って活動されていることも、よーくわかりました。 これからはますます自治体とNPOなど、 垣根を越えて協働・協業していくことで 産前産後の人と繋がって、その人の本来持つ力を取り戻す お手伝いができるのではないかなと考えます。 令和5年度に再び産後ケア講座を届けることが決まっています! ともちん、木更津市職員のみなさま、ありがとうございました。
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次回が楽しみです!