摂食障害

誰が?私です。

いつなったか?中学三年生の時~ほんの数年前まで。

なぜなったか?最初は男子にデブと言われ悔しくて始めたダイエット

何を?どのようにしていたか?ほとんど食べない→食欲爆発。
太るのが怖い、でも食べたい。じゃあ嘔吐か下剤で出してしまえばいい。

どこでしていたか?主に家で。夜中に。


食べて、吐くこと。
私はどうして普通に御飯を食べられないんだろう?
学生時代は当然のように自宅で。
夜間受験勉強のために起きているという口実で
夜中に食べて、吐いて、を繰り返していました。

そんな私を見た母は、どうにか治ってほしいと
思ってくれていたそうですが、
当時、「また吐いたでしょ?」と
すごーーーーく怖い顔で責められ本当に怖かったし傷つきました。

就職先の寮でも、自由になった分、食べたいだけ食べて、
また吐いて、自分は何やっているんだろう。と自己嫌悪に陥る
を繰り返していました。
仕事中は大丈夫でも家にいると食べたくて、吐きたくて
自分をコントロールできませんでした。

そして過食嘔吐、
それが、いつの間にか私のストレス解消法になっていました。

私のストレス解消法はコレだから、仕方がない!とか、
このことを除けば、この欠点がなければ私は完璧だからいいのだ!

と開き直っていた時期もありましたが、


治したい。どうして私はそうなったんだろう?

そう考えるきっかけを与えてくれたのが子どもたちでした。

どうしてなったの?

いろんな本やブログを読み、ピンとくるようなこないような。
なかなか正解?自分に合った答えにたどり着けないでいました。

でも、やっと気が付いたんです。

私は、最初、なんで吐いてたんだ?って。

母に関心の目を向けてもらいたかった。
注目してほしかったんだ。

それを無意識にやっていたのでした。

それから、父は仕事で忙しく、子育てはすべて母の責任でした。
私はパパから、愛されていないのかな・・・?

とも思っていたようです。

しかし、子供が生まれ、父親もこんなに我が子のことが可愛いんだな!
というのを夫がそばで見せてくれ、私の生まれた当時の記録にも
「パパはカナが食べたいほどかわいいと言ってます!」と書いてあるのを
見たりして少しずつ、癒されていきました。


そして、母方の祖母が亡くなる前に、
孫がみんないるまえで、
「(初孫だった)カナが一番かわいかった!」と堂々と、言ってくれて、

私はずっとだれかの一番になりたかったんだ・・・。
という気持ちにも気が付きました。

二歳半離れた妹がいて、いつも母親の愛情が自分より、妹に向いている
私が一番かわいくないんだ!って姉妹でお互いにそう思っていたので
誰にもはばからず、遠慮せずにあなたが一番!って言ってもらえて
祖母には本当に最後まで感謝しています。

それから、
職場でも、どこでも、私さえ我慢すればいいんだ!
人を傷つけてはいけない!

と思って言いたいことも言えず、我慢ばかりしていました。

そしてその我慢やストレスを、食べ物を吐くことで一緒に吐き出せる
吐き出してるつもりになっていたのだと思います。


長い間、本当に食べものの呪縛から逃れられずにいましたが

子どもたちや夫、周りの人たちに支えられ続け
やりたいことも見つかり、
今では毎日のように過食嘔吐していたのがウソのように止まっています。

私はもう、ストレス発散のために過食嘔吐はしない自信があります。

摂食障害を治したい人の参考にすこしでもなれたら・・・うれしいです。


かずなでした。